診療科紹介

リハビリテーション科

  • リハビリテーションとは

    リハビリテーションは、能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成する為のあらゆる手段を含んでいる。リハビリテーションは障害者が環境に適応する為の訓練を行うばかりでなく、社会的統合を促す全体として環境や社会に手を加える事も目的とする。
    WHO(世界保健機関)による定義 1981年

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理学療法とは

身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加える事
「理学療法士及び作業療法士法」 第2条

当院における理学療法

当院では、整形外科術後や循環器疾患の発症直後など、入院早期より医師の指示の下で理学療法を開始しております。 早期より離床・理学療法を開始する事により二次障害の予防、身体機能の治療、基本動作の獲得を目指し、出来るだけ早期に在宅復帰が可能となるように日々心がけております。毎週、医師・看護師など関係スタッフとカンファレンスを実施しており連携を図れるよう努めております。(整形外科、循環器ともに) 当院は地域に根差した医療を目指しており、リハビリテーションの理念に基づいて家屋訪問や在宅関連職種との連携を積極的に行っています。また外来リハビリや訪問リハビリも実施しています。

訪問リハビリテーション

在宅での生活を送っておられる方に向けての訪問リハビリテーションも行っています。 当院に入院の方で退院後の生活が不安な方に対して当院理学療法士等が直接在宅までお伺いして生活に合わせたリハビリを行います。入院中の方以外も対象です。安心した在宅生活を送れるように出来る限りのフォローを行って行きます。 ご希望があればリハビリテーション科までご相談ください。

摂食嚥下リハビリテーション

リハビリを効率よく進めるために、近年リハビリテーション栄養という意識が高まっております。 手術後や肺炎後などをきたすと食欲低下や絶食により嚥下(飲み込む力)が弱くなってしまう事があります。 当院では言語聴覚士(ST)が摂食嚥下障害に対する評価・リハビリテーションを実施しています。 病態に応じて嚥下造影検査(VF)、嚥下内視鏡検査(VE)を実施し、より詳細な評価を行っております。 しっかりと口から食事を摂取し栄養状態の改善、リハビリの効果を高めるためにチームで協力しています。

リハビリスタッフ

スタッフ:理学療法士9名/言語聴覚士2名(男6名女5名)が在籍。
働くママさんも活躍中です。

勉強会の開催(毎月第4木曜日 17時45分~)

一歩ずつ療法士として成長するために年間テーマを決めて月に1回勉強会を院内で開催しています。(毎月第1木曜日18時15分~) 当グループ内のスタッフと合同で行うことにより意見交換も含めながら日々知識の向上を図っております。 基礎的な内容から実践で使えるものまでを講義内容とし、新人スタッフやブランクのあるスタッフも参加しやすい勉強会を行っています。

「食」を支える会 (偶数月 第3木曜日 19時~)

地域における嚥下障害者を支える病院、施設、在宅に携わる医療職・介護職の方々と顔の見える関係作りを行える場として発足しました。 勉強会の内容としては各専門職種による研修、疑問点の共有、症例検討を行っております。 誰でも参加出来ますので興味があればお気軽にお声掛けください♪
連絡先:078-591-6776 リハビリテーション科 金田大輔(言語聴覚士)

健康教室の開催

健康寿命の延長を目的にフレイル予防にも力を入れています。
腰痛・肩こり・膝痛などへの講義や体操を広めており、地域にお住いの方がいつまでも元気に生活して頂けるよう、あんしんすこやかセンターや自治会と協力しながら地域貢献に努めています。

外来リハビリテーションについて

骨折後や変形性関節症、肩関節周囲炎など外来通院中の患者様を対象に医師の指示の下で行っています。 運動療法は担当理学療法士が20分間行います。 関節可動域、筋力、動作能力の改善を目的とした運動療法を行っております。

外来リハビリテーション(完全予約制)

【リハビリテーション室受付時間】
9:00~12:00(月曜~土曜)
14:00~16:30(月曜~金曜)
【予約変更について】
当日午前の電話・・・当日午後の予約より可能
当日午後の電話・・・翌日の予約より可能

施設基準

運動器リハビリテーション Ⅰ
心大血管リハビリテーション Ⅰ
呼吸器リハビリテーション Ⅰ
脳血管疾患リハビリテーション Ⅲ

機器紹介(一覧)

  • ソリウス[MINATO ミナト医科学株式会社]
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    身体への負荷の少ない電気刺激により治療を行う低周波治療器です。 手術前・後にも使用でき、筋力が弱ること防ぎます。

  • IVES[OG wellness]
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    鎮痛を行う設定や微弱な筋肉の動きを感知し、電気刺激を与えることにより筋収縮の補助を行うことが出来ます。麻痺や筋力低下などで動かしにくい筋肉へのリハビリ補助を担います。

  • イトーUST770[伊藤超短波株式会社]
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    疼痛緩和を目的とした超音波治療器。より深部へ対応するため、筋肉痛や関節痛軽減の効果を期待できます。

  • イトーUST770[伊藤超短波株式会社]
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    2周波対応のL・Sプローブを用いることにより、より局所に対応でき肩や腰など広い部位から手や指の先など狭い部位にも適応できます。

  • イトーUST770[伊藤超短波株式会社]
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    LIPUSを使用することにより音圧効果による骨折した骨の治癒期間を短縮する効果もあります。

  • SONIMAGE MX1α[KONICA MINOLTA]
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    血流量や筋などの組織損傷の評価に用いている超音波診断装置。四十肩などの際に筋肉の損傷などを評価し、より的確な治療につなげております。

  • CPX
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    心血管系と呼吸器系の機能を運動中の呼気ガス分析により評価しております。一人一人に合った運動耐容能を調べることができます。

  • ジェントルスティーム
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    痛みの少ない干渉波刺激が神経に作用し、摂食嚥下障害に対するリハビリテーションをサポートします。ジェントルスティムは中周波電流は低周波電流と比較して皮膚深部まで到達する特徴があり、体内深部組織まで浸透します。

  • イトーpostim
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    伊藤超短波株式会社の低周波治療機器を使用し、脳血管障害の後遺症や廃用症候群による嚥下障害を対象としております。低周波で刺激することで喉元の筋力強化や感覚の改善を行い、嚥下能力の向上を図ることができます。

  • イトーpostim
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